いつもありがとうございます。
美魔女を目指すトランスジェンダー杏子です。
いまブログに女性ホルモン服用体験記と、ケノン脱毛器での脱毛体験記を同時並行で書いています。
せっかく始めたブログなので、同時進行で男性として生きていた杏子がトランスジェンダーに目覚めるまでの過程も書いてみようと思います。
私も多くの方のブログを読ませて頂き、とても参考になり共感することがありますから・・。
私のつたない体験も、何かの役に立てばいいなと思っています。
現在53歳で肉体的には男性で生きています。
私が初めてトランスジェンダー的なことを意識したのは小学生の頃でしょうか。
大した話ではありませんよ。
でも、この時の言葉が残っているので関係あるのだと思います。
小学生の時、理髪店で髪を切ってもらう時のこと。
おそらく理髪店のご主人の奥様だと思いますが、女性が私の髪を見てひとこと。
「女の子みたいな髪ね~!」
「サラサラしていて柔らかいわ~!」
こんなことを言われました。
私は嬉しくも悲しくもなく、そうなのかな~と思っただけです。
しかし、45年たっても覚えているんです。
つまり、この一言は私の人生に大きな影響を与えたんだと思います。
もしもこの時、「剛毛でタワシみたいな髪の毛だね」といわれたらどうだったか?
きっとガッカリして悲しくなったと思います。
大げさですが心に傷を負ったかもしれません。
男の子として生まれた以上、美しさを封印して生きてきました。
でも、こころの奥では嬉しかったのだと思います。
だから、こんなささいな言葉を覚えているんでしょうね。
次に覚えているのは中学生の頃。
私は普通の男の子として成長し、普通に女の子が好きになる年になりました。
学校のクラスでも好きな女の子がいました。
ところで、
じつは私の実家がクリーニング店を営んでいたのです。
当然近所の方も汚れものの洋服を持ってクリーニングを依頼しにきます。
もう時効だから告白しますね。
これから洗う予定の女物の洋服に頬ずりしていました・・・。
特に香水の香りがする洋服が大好きでした。
なんていい香りがするんだろうと思って顔を洋服にうずめていたのです。
女性の使う香水大好きでした。
ところが・・・、
とんでもない洋服を見つけたのです!
じつは!
クラスメートで好きな女の子がいましたが、当時の私は女子とお話など出来るはずもなくその子をいつも遠くから見つめていたのです。
なんと!
その子のセーラー服が洗い物カゴにあったのです!
洗い物は持ち主が分かるように名前を付けたタグをつけてあるんですね。
ああ、○○さんのセーラー服だー
全身に走る衝撃
次の瞬間、思わずセーラー服に顔をうずめていました(笑)
あの頃の少年って、好きな女の子の持ち物とか異常に興味ありますよね。
その子が座っているイスとか机とか持ち物とか、ただの物なのに好きになります。
その子の座る椅子でも好きになるのに、なんと制服。
その当時、人生でこんなに興奮したのは初めてかもしれませんね(笑)
そして深夜・・・。
あろうことか、そのセーラー服の袖に手を通して着てみたのです。
幸いにしてというか、私は体が小さいのでそのセーラー服はサイズピッタリでした。
スカートもピッタリでした。
初めてのセーラー服・・。
人生で初めて身に着けたスカートは好きな女の子の制服。
幸せ・・・。
こんな嬉しい体験が出来る人はそういないでしょうね。
でも刺激が強すぎたみたいで私の股間が大変なことに・・。
あとはご想像におまかせしますが、体をよじらせながら・・・(笑)
中学生ですから・・。
喜びと共に、果てしない罪悪感・・・。
私は変態だ・・・。
女の子を好きになるのは普通だけど、女の子の洋服を着て興奮するって頭おかしい!?
当時は女装なんて言葉も知りません。
それからトラウマになったかもしれませんね。
もうこんなことをしてはいけない・・・。
でもまた着てみたい・・・この葛藤です・・・。
でも、さすがにもう同級生のセーラー服を着ることはありませんでした。
さて、私はどうなるのでしょう?
ちなみに、こんなセーラー服でした。
オーソドックスでかわいいでしょう?
つづく・・・。